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私たちはどのように働かされるのか

私たちはどのように働かされるのか

就活でだまされないための理論武装。働く現場から描き出す、現代日本のリアル労働論!

著者 伊原 亮司
ジャンル 経済学・政治経済学
社会思想
出版年月日 2015/02/28
ISBN 9784875592990
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

働く前から疲れないように

第一章 経営書・自己啓発本をつい読みたくなる人たちへ
 はじめに  
 1 ドラッカーが考える望ましい「働かせ方」
 2 ドラッカーによる日本人の「働き方」の診断
 3 雇用と労働の実態――労働者間の格差と組織内の力学
 4 「知識労働者」とセルフマネジメント――『断絶の時代』そして『ポスト資本主義社会』
 5 幅広い層によるドラッカーの読まれ方  
 6 「プロフェッショナル」としての働き方は誰もが可能か
 おわりに

第二章 職場における「いじめ」 
 はじめに――「いじめ」から「ハラスメント」へ
 1 戦後の労働争議から協調的な労使関係へ
 2 自動車の大量生産と労働者の大量採用――組織拡大と労働者統合
 3 「異質な者」に対する「いじめ」――暴力、排除、差別、無視
 4 労と労の露骨な対立
 5 労使間の「和解」の背後で進行する「改革」
 6 「ゴーン改革」
 7 「労働者」という共通の基盤の崩壊と個人間の「ハラスメント」の頻発
 おわりに――「ハラスメント」が生じる場から外に目を向ける

第三章 労働と「うつ病」
 はじめに
 1 「うつ病」の広がり
 2 「企業社会」、「日本的経営」におけるストレス
 3 ストレス要因の多様化
 4 職場から追いやられる「うつ病」
 おわりに

第四章 労働と「死」
 はじめに
 1 戦後の経済成長と大規模組織の「人材抱え込み」――自殺率の減少傾向
 2 組織内部の合理化と過労死
 3 雇用不安と自殺
 4 米国労働者像の誤解――会社を渡り歩く「強い個」?
 5 グローバル経済と世界規模の自殺の広がり
 おわりに――職場の内と外に労働を規制する場と繫がりをつくる

第五章 「品質」の作り込みの低下
 はじめに
 1 非正規労働者の慢性的な高止まり
 2 労働者の「一体化」
 3 正規労働者と非正規労働者の格差
 4 「一体化」と格差が交叉する場
 おわりに

第六章 「キャリア」ブームに煽られる人たちへ
 はじめに――増殖する「自己啓発本」
 1 組織や階層に縛られない働き方――「組織人」から「自由人」へ?
 2 市場を生き抜く力――「生きる力」、「人間力」、「社会人基礎力」
 3 「人間力」論に対する批判と新しい「能力」論
 4 誰にでも、何歳になっても、キャリア設計を求める議論
 おわりに

第七章 「社会貢献」に惹かれる「良い人」たちへ
 はじめに
 1 「社会貢献」を意識した活動
 2 「社会貢献」をする側、される側に関する問題点
 おわりに

第八章 働くということを自分たちのものに取り戻す
 はじめに
 1 労働を規制する力と新しい労働運動
 2 労働―消費中心の生活から‘半ば’降りる
 おわりに
   註
   参照文献

働きだしてから自分が追い込まれないために、周りの者を追い込まないように

   索引

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内容説明

就活でだまされないための理論武装

幻想まみれの「意識高い系」就活よ、さようなら
暴力、いじめ、差別、能力主義――働く現場から描き出す
現代日本のリアル労働論

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