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農家女性の戦後史  新刊

日本農業新聞「女の階段」の五十年

農家女性の戦後史

50年にわたる『日本農業新聞』「女の階段」欄の投稿と投稿者たちの証言を再構成し、農家女性たちの戦後史を浮かび上がらせる

著者 姉歯 暁
ジャンル 歴史
食育・生活・医療
出版年月日 2018/08/30
ISBN 9784875593416
判型・ページ数 4-6・280ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第一章 農家女性は解放されたか
第二章 公害と農薬被害へのたたかい
第三章 食糧増産体制から減反への軌跡
第四章 転作奨励・減反の衝撃
第五章 切り捨てられる農家――農産物輸入自由化
第六章 農家女性を在宅介護においつめた「日本型福祉社会」

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内容説明

農業専門紙『日本農業新聞』紙面に、農家女性による投稿欄「女の階段」が登場したのは1967年のことだった。それまでペンを手にすることから縁遠かった農家の女性たちが、生活の中での自らの思いをはじめて綴り、社会に向けて問題を提起しはじめた。

「農家の嫁」でもあった彼女たちの投稿は、男女差別の問題、嫁姑の関係、子育てからはじまり、やがて減反や農産物輸入自由化などの農政の問題、農薬、後継者不足、農家の経済状況まで多岐に及んだ。家から外出することもままならなかった彼女たちにとって、「女の階段」は、はじめて手にした社会参加への窓であった。

紙面に投じられたひとつの投稿は、波紋のように女性たちに広がり、呼応するたくさんの投稿へと結実した。やがて同欄の投稿者・読者たちが、農家女性の喜び・悲しみ・悩みを本音で書きつづる「回覧ノート」が誕生する。そしてそのノートを軸にして全国で農家女性たちのグループが結成されていった。

本書は、五十年にわたる「女の階段」の投稿と投稿者たちの証言を再構成し、農家女性たちの戦後史を浮かび上がらせるものである。

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