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共生のパトス  新刊

コンパシオーン(悲)の現象学

共生のパトス

大乗仏教の「大悲」に根源を持つ概念「コンパシオーン」を、西田幾多郎の「無」、西谷啓治の「空」と並ぶ、鍵概念として提起。

著者 大橋 良介
ジャンル 哲学・思想
出版年月日 2018/07/31
ISBN 9784875593430
判型・ページ数 4-6・536ページ
定価 本体9,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 序 「コンパシオーン(悲)」の予備概念

第一部 コンパシオーン(悲)の現象学の基礎づけ
 第一章 他者の「遠近(とおちか)さFernnähe」
 第二章 他者の「高深(たかふか)さHöhentiefe」
 第三章 「感覚忘却Sinnesvergessenheit」
 第四章 「現象カテゴリーPhänomenalia」と「世界カテゴリーMundana」
 第五章 「局処-世界Welt-Ort」

第二部 コンパシオーン(悲)の現象学の展開
 第一章 五感の感性論――感性の深層へ
 第一章への余論 「私に触れてはいけないNoli me tangere」
 第二章 「非-共通の共通感覚sensus communis non-communis」
 第二章への余論 世阿弥の「離見の見」と「共同感Gemeingefühl」
 第三章 非-社交的な社交(社会)パトス(Un-geselliges Gesellschaftspathos)
 第三章への余論 暴力批判論
 第四章 世界パトス――「空」の見方のアクチュアリティ
 第四章への余論 「神」か「空」か――「ケノーシス」をめぐるレヴィナスと西谷

後序 「何を書いてきたか、何をまだ書かねばならないか」
あとがき

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内容説明

「共通感覚」の新たな地平を開示する
大乗仏教の「大悲」に根源を持つ概念「コンパシオーン」を、西田幾多郎の「無」、西谷啓治の「空」と並ぶ、鍵概念として提起。他者論から「局処―世界」を射程に「コンパシオーン」の現象学的基礎づけをおこない、アリストテレス感覚論を基礎に、旧約聖書、世阿弥、エックハルト、ミシェル・アンリ、ベンヤミン、レヴィナスの系譜に位置づける。

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