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共同研究 共生  新刊 これから出る本

そのエトス、パトス、ロゴス

共同研究 共生

地球学的人文学への旅立ち

著者 日独文化研究所
ジャンル 哲学・思想
社会思想
出版年月日 2020/09/30
ISBN 9784875593614
判型・ページ数 4-6・452ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第一部 共生の原点――自然と文明
山極壽一 共生の智慧――今西自然学と日本人の自然観から未来の社会を構想する
川勝平太 「共生」をめぐって――文明の地球史観・序説
湯本貴和 ヒトは生態系の破壊者か創造者か
大橋良介 総説・自然の中の反自然――「共生の中の反共生」という深層へ

第二部 共生のエトス――倫理学・法学・医学
秋富克哉 「科学者の社会的責任」再考――唐木順三の遺言から
谷 徹 文明・文化と「四」
和田信 死の不安を抱える人に向きあう――共感と間主観性
木村敏 「人と人のあいだ」と「自己」
高田篤 ケルゼンの民主制論の意義について
髙山佳奈子 裁判員裁判と量刑改革における「共感」の意義

第三部 共生のパトスとロゴス――宗教・神話・文学
東長靖 慈悲と慈愛のイスラーム
芦名定道 キリスト教の愛とコンパシオーン
松丸壽雄 親鸞の自然と悪人正機――『歎異抄』における「自然」
森哲郎 禅の十牛図の世界
水野友晴 鈴木大拙「日本的霊性」の可能性
関口浩 古代日本における《悲劇精神》について――折口信夫の思索を参照して
小川暁夫 ことばの差異と共通性に向き合う――個別と普遍
安部浩 「私」の探究――私小説私論

第四部 共生と文明――宇宙論的視座から
松井孝典 文明は見えない世界がつくる――文明と宇宙

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内容説明

地球学的人文学への旅立ち

21世紀地球文明の最大課題「共生」に取り組むために、日独文化研究所は「地球学的な人文学」を提唱してきた。哲学・法学・宗教学・精神医学と、惑星科学・考古学・霊長類学・海洋経済学の学際共同研究である。その最初の報告を、世に送る!

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