ヘーゲル哲学研究 第14号
著者 | 日本ヘーゲル学会編集委員会 編 |
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ジャンル | 哲学・思想 |
シリーズ | ヘーゲル哲学研究 |
出版年月日 | 2008/12/15 |
ISBN | 9784875592419 |
判型・ページ数 | A5・235ページ |
定価 | 本体2,000円+税 |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
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内容説明
目次
【巻頭言】
ヘーゲル研究のゆくえ 岩波哲男
【講演会】
東洋性と古典性の止揚としての近代芸術――ヘーゲルと「芸術の終焉」 クラウス・フィーヴェーク
【『精神現象学』二〇〇年記念シンポジウム:『精神現象学』における否定的なもの】
ヘーゲルとハイデガーの対決――否定を手がかりにして―― 寄川条路
ヘーゲル現象学の方法としての否定性――常識哲学と懐疑主義の関係について―― 松山壽一
ヘーゲルにおけるキリスト教と「否定的なもの」――J=L・ナンシーの「キリスト教の脱構築」を手がかりに(抜粋集) 大河内泰樹編
「自由」の運命としての否定性――「おのれを実現する懐疑主義」――「『精神現象学』二〇〇年記念シンポジウム」についてのメモランダ 座小田豊
【寄稿論文】
精神と世界――歴史的世界を創建する神話としての超越論的観念論―― 栗原 隆
『精神現象学』における承認論の特徴 高田 純
【公募論文】
意識と「地」のエレメント試論 野尻英一
啓示宗教と絶対知――『精神の現象学』における時間の問題―― 山脇雅夫
意識の経験の忘却――『精神現象学』における直接知の問題―― 中川玲子
ヘーゲル『論理学 本質論(一八一三)』における因果性と時間 三重野清顕
理性の思弁と脱自――ヘーゲルとシェリングにおける理性の可能性に関する考察―― 阿部ふく子
【書評】
山口祐弘著『ヘーゲル哲学の思惟方法 ――弁証法の根源と課題――』 太田 徹
幸津國生著『ヘーゲル体系における意識と理念と実在性』 海老澤善一
【クロス討論 日本ヘーゲル学会VS日本シェリング協会】
「新しい神話」とは、超越論的観念論のことでなかったのか 栗原 隆
「ロマン主義とナショナリズム」司会報告 松山壽一
ヘーゲル美学における小説論の可能性 佐藤康邦
『ヘーゲル事典』のクロノロギーの改訂の試みについて 栗原 隆
ヘーゲル論理学に関する邦語文献の動向調査(二〇〇一~二〇〇七年) 編集委員会 山田有希子
ヘーゲル日本語文献目録(二〇〇六~二〇〇七年) 三重野清顕