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歴史の不穏

近代、文化的実践、日常生活という問題

歴史の不穏

「日常」とは「不穏」なものだ。

著者 ハリー ハルトゥーニアン
樹本 健
ジャンル 哲学・思想
政治思想
社会思想
シリーズ こぶしフォーラム 
出版年月日 2011/03/31
ISBN 9784875592549
判型・ページ数 4-6・294ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 時間、経験、そしてファシズムの亡霊――日本の読者にあてて

 序論 日常生活の避けられない「アクチュアリティ」

 第一章 恐竜のあとを追って――「グローバリズム」の時代の地域研究

 第二章 「日常という神秘」――歴史における日常性
ゲオルク・ジンメル/ボリス・アルヴァートフ/
ジークフリート・クラカウアー/マルティン・ハイデガー/
ヴァルター・ベンヤミン

 第三章 「弁証法的な光学」――日常性における歴史
日常生活の幻想化
日常性空間の風俗化
今和次郎/青野季吉/戸坂潤/小林秀雄

 訳者あとがき

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内容説明

日常生活世界大戦の狭間に出現した都市のミクロな生活経験。これを基礎にした「歴史的時間」をめぐる戸坂潤や今和次郎らの言説を軸に、従来の歴史・地域研究に刻印されたコロニアルな視座を批判する。近代日本と「西洋」との思想的同時代性に焦点を当てた待望の書! 日本図書館選定図書

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