『新文化』紙で、『報道写真集成』が紹介されました。
『新文化』紙で、
『樋口健二報道写真集成』が紹介されました。
「公害、自然破壊、原発問題…経済成長と引き換えに、戦後の日本は多くの深刻な社会問題を抱えた。それらを追い続け、犠牲を強いられた人びとの苦しみを世に問うてきたのが、写真家、樋口健二氏である。」
「主にモノクロの迫力ある画像を追うと、戦後の日本が何を選択し、その結果何を失い、どんな犠牲を払ったかを、否応なく突きつけられる。そして“フクシマ”は、不幸な偶然などではなく、この国が選択してきたことの延長線上に、必然的に起きたのだということに思いを致さずにはいられない。」
(新文化通信社、2012年6月28日付)